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2021年8月31日です。
本日は晴れ、富士山は雲で隠れています。

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ホテルと旅館の違い。その3

昨日スポーツジムに行ったらトレーニング2:トーク8くらいで、
ずーっと筋肉の話しをしている人がいましたが、
君たちマジでスタバ行きなよ。って思いました。

前回までのあらすじは、ホテルと旅館はスタートが違う。
旅館は小さい建物を増築し続け動線が悪くなり、効率がわるくなり、
人件費で非効率を補うことができるがそれはスタッフにとって、
楽しい仕事とは言えないことが多い。という話でした。

今日は最後にその解消法、解決策を申し上げます。
「改装などをして動線を変える」か、「やめる」か。
極論を言うとこのどちらかになります。

我々は2018年で「部屋食」をやめました。
夕食をお部屋で提供するということです。
●そもそも調理場の動線が悪いのに部屋食をすると更に動線がわるくなる
●お部屋食を提供するには裏方のパントリーが狭すぎる。
●エレベーターがスタッフ同士で取り合いになる。
●料理の種類と数を間違えずに運べる専属のスタッフが必要になる。
などの理由でやめました。
やめるにあたりリピーターのお客様にそれをお伝えするのが、
本当に心苦しかったことを今でも覚えています。

お客様が部屋食を望んでいる。それは重々承知していましたが、
部屋食を始めるまでの準備で裏方のスタッフに負担がかかり過ぎるため、
やめるという選択肢を取りました。

きっと同業者の方からすればお客様が望んでいるのに「やめる」。
そんな判断はありえないと考える方もいらっしゃると思いますが、
年々物価が上がり、固定費が上がり続ける今の現状で、
健全な経営をし続けるためには「やめる」という決断が必要な時もあると思います。

今回、ホテルと旅館の違いについてお話させていただきましたが、
その3になるまで随分長い話しになってしまいました。
長々失礼しました。

旅館というの職業はスタッフにとても負荷がかかる部分があります。
それをいかに解消してあげられるかどうかが経営者、私の役目だと思っています。

今日も頑張ります。

三代目 渡邊大介